«前の日記(2009-12-31 [木]) 最新 次の日記(2010-03-31 [水])» 編集




過去の日記
<< 2010/03/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2010-03-27 [土] 坂の上の雲〜友情と志に感動 ! !

_ やっと、”坂の上の雲”8巻読み終わりました。

テレビでも2009年暮れから3年間スペッシャルドラマで

放映されるそうですが、本で読むのとは違いがあります。

読んでから見るほうが、細かい情景と心まで伝わって理解できます。

_ 極貧の中からも友人を思いやり、助け、家族への愛情も目一杯そそぎ

自らも極限の力を出し切って懸命に前へ前へと研鑽する姿は素晴らしいの一言です。

”友情と志”のこれほど溢れた感動の作品はないと思います。

時代も背景・環境も違いますが、今 我々が忘れている大事な事だと 思っております。

_ 秋山好古(兄)秋山真之(弟)そして俳人正岡子規の三人の織り成す

明治から昭和、戦争と貧乏に明け暮れながらも、明るく常に前向きに。

坂の上の雲を見つめながらの人生に感動・感激を致しました。

_ 歴史書かと感じるぐらいの、司馬遼太郎の克明な事実調査(10年以上わたり、日露の公刊戦史、参戦将校の回顧録、新聞記事、従軍者及び遺族の談話の聞き取り調査も含め膨大な資料と史実から書かれたものです)

_ 生きた人間が、生きた精神の、生きた働き方を語りだす為に、気の遠くなる根気と探究心あってこそ書き上げられるものと思います。

輝くような人間研究者としても最高の小説家だと思います。

この作品も、天才が天才達を描いた素晴らしい作品でした。

_                       画像の説明左から秋山好古、秋山真之、正岡子規</p>
<p>

お名前:
E-mail:
コメント: